釧路発。久しぶりのクラフトビール。
釧路生まれの無類のビール好きにはこんな夢がありました。
「いつかいつの日か。
釧路発の地ビールを復活したい・・・。」
かつて、この地には「くしろ港町ビール」様がありました。
あのビールが好きでした。親潮と黒潮が混じることをイメージしたロゴも好きでした。
いつか復活したい。夢は尽きませんでした。
その夢を実現すべく、2019年から釧路市内でのビール醸造・販売に向けての研究が始まりました。
まず行ったこと。
マイクロブルワリーの研究。書物やネットで情報や資料収集です。
次に行ったのは
道内クラフトビール醸造所をいくつか訪問し、醸造・販売の考え方、方法等についてお勉強です。各醸造所の皆様は、快く受け入れてくださりました。
自己醸造を行うには、醸造所等での研修・経験・理論、基礎知識などなどの取得が当然必要です。理論や知識は勉強で習得できますが、最も大切なものは現場での研修・経験。
しかし、新型コロナウイルスの影響もあり、研修を受け入れてくれる所が見つかりません。
そこで、当面は委託醸造の方法で釧路産クラフトビールの開発を進めることとしました。
2021年冬。
網走ビール様に委託醸造のお願いを行いました。
醸造にあたっては、
釧路らしいものが創りたい。
そこで採用したのが地元・音別産のキクイモです。
ここから、レシピの共同開発。試作開始。
同時に、酒販免許の届け出準備。
キクイモの使用に関しては釧路市(音別行政センター)様、キクイモを生産している市橋建設様にご相談。
同時に、地元の業務用酒類の販売に関しては栄屋酒店様にご相談。
また、ラベルデザインは北玄様(@HKGN946)に依頼。
そしてそして。
2022年4月に釧路ブルワリー設立、販売に向けて一歩前進しました。
酒販免許は、「洋酒」・「自己商標」・「一 般」・「通信販売」。
小売免許に加え卸売免許を取得しています。
(このビール。自己商標酒販免許で卸・小売するものなんですよ~。)
当初は5月頃の販売を目指していましたが、諸般の事情から7ヶ月遅れ
12月21日(水)の販売開始となりました。
釧路クラフトビールは
地元・釧路の音別で栽培されるキクイモを少しですが絶妙な割合で配合。
くせのないキクイモ。ビール本来の旨みを引き立ててくれます。
こうして、
ここにしかない唯一無二のビールが完成しました。
将来は釧路市内で醸造を目標に進んで参ります。
この釧路産クラフトビールの開発は紆余曲折がありました。
研究開始から3年経っていました。
関係者の皆様のご協力があり、実現することができました。
この場を借りて厚く御礼申し上げます。
釧路ブルワリー合同会社
設立:2022.04.08
本社:北海道釧路市大町1
酒販所・倉庫・支所:北海道釧路市新富町
(ここでの対面直接販売はしておりません。取扱店をご覧下さい)